島で唯一のキリスト教会

 石垣島から4泊5日で与那国島へ行き、その間に日曜日が入っていたので、島の教会を探した。

たった一軒ある教会は、与那国イエス之御霊教会⛪️といい、なんと私が最初の2泊お世話になった宿の2軒隣だった。

 まるで神様が私に教会へようこそと両手を広げて下さっているような気持ちだった。

 土曜日は島の子供達が大勢集まって、合同礼拝を行うとのこと。

 

与那国にいる間、午後の遅い時間、夕日が傾くような時間帯に毎日ヨナグニウマ放牧場へ行った。

自衛隊与那国基地の前のところが、放牧場になっていて、海を見ながら馬たちは、自生していた。

実際には、ヨナグニウマ保存教会が、草を与えているとのこと。

海から続く広い丘の斜面の草は、ほとんどすべて食べ尽くされてしまっている。

アダンの新芽を食べている子もいた。

ここの馬は、雑種で、いろいろな種類がいるのがわかった。
毛がポワポワの子たちがいて、ともかくかわいい。

自然分娩をして自分達で勝手に増えているのだという。
ただし、台風が来たりしたら、海風がまともに吹きつけるこの丘は、さぞかし大変なことになるだろう。茂みのところに身を寄せあって、必死に生きているのかもしれない。

 

 ところで、日本中央競馬会から日本全国の牧場主に送られる畜産事業支援金は、長年ヨナグニウマ保存協会なる公金横領団体が独り占めして、各牧場に配布されていなかったようだ。与那国島の村役場に電話して直接聞いたのだが、今年から、牧場主にも渡されるようになると聞いたが、妥当な金額なのかどうかは、わからない。これまで、不透明な経理をしていたことに対しての、罰則はあるのだろうか。

 宮古馬保存教会も、同じような様子で、牧場主のところへは配られないようだ。日本中央競馬会は、そのことを知っているのだろうか。離島だと、裁判をしたりということが、できにくい環境なのかもしれない。