リバーボードで川下り


何歳でもできるリバーボード

ついに、やってしまった。
あー、楽しかった!
参加していた他の人たちは、10代から40代だったけれど
関係ない。

リバーボードがなんで楽しいかというと、
自力で泳がなくてよくて、楽チンで、
安全に川下りができるということ。
しかも、ラフティングのように大勢で一艘のボートに乗らずに、
あくまで、個人プレーで、
思い切り「やった感」を味わえること。
そもそも、リバーボードをご紹介下さったのは、
リバーボードのベースのお隣にあるカヤックスクールの工藤先生。
「こういうものがありますよ、しかも、お隣に」
とリバーボードのベースを見せて下さった。
おもしろそう!
やってみたい!
そこで20歳近く若い友人を誘って、翌週、さっそく参加してみた。
出発するまでに、やけに長い説明があり(つまり丁寧な)、
早く水に入りたい私は、
そういうこと、どうでもいいから、どんどん進めてと、
心の中でつぶやいていた(私の悪い癖)。
いざ、スタートすると、いきなり下流に向かって進まないで、
まず、少し斜め上流気味の角度で出発して、
そのまま自然に流れに乗って、下流に頭が向く方法。
詳しい理由はわからないけれど、
あ、カヤックと同じだと思った。

途中、岩があるけれど、
ウレタンボードが守ってくれるから、
岩を避けきれなくても、全然問題なし。
不思議と、岩を避けて、魚のように岩の合間をすり抜けながら
前進できる。
足びれをつけているから、バタ足や、ドルフィンキックでどんどん進む。
泳いでいるというわけではなくて、実際には、
ウレタンボードを持って流されているだけ。

最初の頃は、ドルフィンキックをしながら
どんどん下っていったけれど、
途中くらいで、はた、と思った。
タイムを競うわけではないから、
こんなに楽しい時間がすぐに過ぎてしまったら
もったいないから、ドルフィンキックをやめよう、
川の流れに自然に身を任せて、
波と一体化しようという気持ちになった。
自分が積極的に足を動かさなくても、
水は上流から下流に流れるに決まっているから、
自然に流されていく。
これは気持ちがいい。
いつもは青梅街道の道路を見ているだけなのに、
川から見る景色は、全然違って、
魚や鳥やトンボたちと同じ目線で景色を楽しめる。
同じ川を下っていくのは、
たまに出会うラフティング、サップ、ゴムボートの人たち。
水上と違って、多摩川は死ぬほど危険で急な場所はないから、
適度に岩のすり抜けや、小さな滝(?)を楽しみながら
進んで行かれる。
途中の岸で、バーベキューをしている
茶髪のグループ(ホストクラブの遠足かな)がいたり、
ビキニで寝転んでいる綺麗なお姉さんたちもいて、
自然を見るのも、岸の人を見るのも楽しい。
ああ、もっと遊んでいたかったのに、
気がついた時には、最終目的地に着いていた。
そこからクルマに乗って、御岳へ戻る。
もっと長ければいいのにと思ったけれど、多摩川はあれ以降は、
緩やかな流れになって、
スリル満点の体験はできないとのこと。
まあ、ボートで下ったら、最終的には
羽田飛行場に着くということらしい。
カヤックの先生に、「カヤックに乗って川下りをしたい」
と言ったら、
「岩を避けきれず、激突して、沈むからだめ。
安全な白丸湖で漕ぎなさい」
と言われた。
そうか、カヤックでは無理なところでも、
リバーボードだと行かれるのだ。
つまり、身体がウレタン・ボードによって完全に
守られているから。
しかも、着ぐるみショーに出演できそうな、
厚い着ぐるみを着ているから、
身体がぶつかっても大丈夫。
慣れている人は、小学生でさえそんなもの着ていなくて、
普通に半袖のTシャツとバミューダパンツでやっている。
そうか、そういうことだったのか、
ボードをうまく使って身を守れば、
着ぐるみショーはやらなくてもいいのか。
次回参加する時には、お気軽ウェアで参加しようと思う。
もちろん、日焼けしないように、タートルネックで
長袖を着るけれど。
あ、それからひとつびっくりしたのは、
川の水に顔を浸けるのに、つけまつ毛が取れていない女性がいたこと。
ラッシュ・リフトでカールさせているのだと思ったら、
長いつけまをしっかりつけていると知ってびっくり。
水の中でも取れないつけまのりのメーカーって一体なんなのだろう。
質問するのを忘れてしまったことが、今でも悔やまれる。
なんとも楽しい、リバーボード体験であった。
また行きたい。
夏が終わる前に。
参加日:令和3年7月28日 午前 
お天気:晴天

2度目のリバーボード:

 

ずっとお天気が悪かったし、気温が異常に低くなったから、ご無沙汰していたリバーボード。

水温が低いと、身体を冷やすから、ちょっと様子を見ていたけれど、月曜日の気温が29度とヤフー天気予報に書いてあったので、その前日の日曜日に予約を入れた。

 

当日の朝、ものすごく良いお天気で、まるで夏の日のよう。

初めて戻って来た太陽という感じだった。

 

さて、2回目のリバーボードは、どんどんドルフィンキックをしながら、進んで行った。

午後も予約が入っているだろうから、ゆっくり進むと次の営業に差し障りがあって、申し訳ないという気持ちがあったから。

前回は、川に浮いていることが気持ちよく、川の流れとともに進んで行く自然と一体化する感覚を楽しんだけれど、そういうことは、リバーボード・ベースの営業の妨げになる。

なるべく早く進んで、次の人、そのまた次の人たちの面倒を見るために、早く終わらせ、車を川下に用意して、電動自転車で戻り、次の人たちを迎えなければならない。

だから、ゆっくり味わうみたいなことは、厳禁なのだ。

はい、こっち、という具合に、インストラクターに常にボードに手を置かれ、引っ張って行かれる感覚が嫌で、そうならないように、急いで逃げて、自分で泳いで、先頭を行ったことが何度もあった。

「今度は、速くていいねえ」と褒められた。

リバーボードをやっている時間は、柔軟体操や、説明の時間を省くと、わずか40分弱かもしれない。

岩陰にみんなで集まるという時間をなくすと、30分くらいで軍畑の終着点に到着するかもしれないけれど、それだとあまりに短くて、やった気がしなくて、それで¥8000だとコスパが良くないと思われるかもしれないから、1時間になるような時間配分をしているのだと思う。

思うに、このスポーツを楽しむには、リバーボードを買って、ウエアやヘルメットも自前のものを用意して、下流に車をあらかじめ停車して、ということをすれば、自分のペースでゆっくり、自然と一体化しながら楽しめるのだと思うけれど、その正味40分のためにする準備や装備のことを考えると、自分ではとてもできないスポーツなのだと感じた。

スリル満点で、すごく楽しいし、その時はいいけれど、着替えを含めて、その前後の時間がかかりすぎて、時間効率がちょっと。だから、私にはやはり、着て来た服装でそのままスラローム艇に乗り込める、コスパのいい(¥6500で2-3時間)カヤックが合っている。

 facebook

平成3年9月13日 月曜日